豊前市における高齢者eスポーツ生きがい研究事業の第二次研究が2021年11月スタートしました。
この研究は、福岡県豊前市の高齢者を対象としeスポーツのいきがい・認知症予防などの調査研究を行うもので、九州産業大学/九州工業大学を中心とした研究チームが第二次研究を2021年11月スタートさせました。
“太鼓の達人”でリサーチ
第二次研究ではeスポーツ種目に太鼓の達人が採用されました。
2021年11月から豊前市内公民館にお集まりの被検者にご協力いただき、脳情報工学の専門家による脳波測定をはじめ、認知機能テストなどを行います。一定期間継続的にeスポーツを楽しんでいただき、これらの変化をリサーチするします。
太鼓の達人は従来のゲームコントローラーに不慣れな方でも馴染みやすく、ゲームとして親しみやすいタイトルですね。
会場では音楽に合わせ楽しそうに取り組んでくださる被検者から笑顔が溢れていました。わずかな時間ですぐにゲームにも慣れていただき、「これから楽しみ!」「孫と一緒にやれるように頑張りたい」などとても嬉しいお声も上がり、eスポーツによる生きがいや社会性の向上を早くも感じさせる素敵な雰囲気でした。
FeRCは高齢者eスポーツ研究を継続していきます
eスポーツによる健康寿命延伸や地域活性化はいま多くの自治体が注目し、取り組みが始まっている地域も増えています。
FeRCは2020年10月福岡県豊前市と【eスポーツいきがい研究事業に関する協定】を締結。
eスポーツの秘める健康寿命延伸効果に対する研究を進めていきます。