豊前市高齢者研究 実地リポート①

2020.10.7

豊前市高齢者研究リポート①10月6日開始しました!

豊前市とのeスポーツいきがい研究事業協定に基づき、研究チームによる実地リサーチが同市内「ケアポートぶぜん」にて2020年10月6日、スタートしました!

協賛:大塚製薬株式会社

その模様を紹介リポートします!

多くの市民の方々のご参加が

この研究に多くのご高齢者がお集まりくださり、研究チームから調査目的や内容を説明、ご承諾いただきました。

調査研究の目的・内容について説明中の夏目季代久教授(九州工業大学)
説明にあたる磯貝浩久教授(九州産業大学)

後藤元秀市長も視察に

豊前市の後藤元秀市長も視察にご来所頂き、ご挨拶頂きました。豊前市はたいへん長寿の方々が多い地域で、市民の皆様ますますの健康寿命延伸のため積極的に調査研究に取り組んでいきたい旨をお話し頂きました。後藤市長はeスポーツの情報もよく把握されており理解の深い首長です。

挨拶される後藤元秀 豊前市長
後藤元秀 豊前市長

実地調査の模様

実地調査は11月末まで行われます。研究概要や研究チームメンバーはプレスリリースをご覧ください。

実地調査の模様は引き続きリポート致します、ご期待ください。

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九州工業大学・九州産業大学を中心とした研究チーム10月6日~調査開始

2020.10.1

九州工業大学・九州産業大学を中心とした研究チームが10月6日より調査開始

【eスポーツいきがい研究事業に関する協定書】に基づき豊前市の全面協力のもと、FeRCに参画している九州工業大学・九州産業大学を中心とした研究チームが、eスポーツいきがい研究事業最初の調査研究を開始します。2020年10月6日より約2か月半にわたり、豊前市高齢者を対象としたeスポーツのいきがい・認知症予防などの調査研究が行われます。

■高齢者のeスポーツによる認知症予防・認知機能向上

eスポーツはビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉えたもので、国内でも急速に普及が広がりプロ選手も増えています。トップ選手を輩出する若い世代以外にも、障がい者や高齢者といったリアルスポーツに敷居の高い方々への普及が見込まれています。世界で最も超高齢化の進む日本においては、特に脳の活性化などによる認知機能の向上認知症予防いきがいの増進といった効果が期待されており、医療費抑制・健康寿命延伸への寄与を視野に、調査研究が待たれます。

■研究概要

≪研究チーム≫

夏目季代久教授(九州工業大学大学院生命体工学研究科、FeRCリサーチ部会委員)

磯貝浩久教授(九州産業大学人間科学部スポーツ健康科学科、FeRC理事長)

西薗秀嗣教授(九州産業大学人間科学部スポーツ健康科学科、FeRCリサーチ部会委員)

阪田俊輔助教(九州産業大学健康スポーツ科学センター、FeRCリサーチ部会委員)

本山清喬助教(九州産業大学健康スポーツ科学センター、FeRCリサーチ部会委員)

溝上雅彦(特定非営利活動法人健康な社会をつくる会理事長、FeRCリサーチ部会委員)

斉藤嘉子(一般社団法人行動評価システム研究所、FeRC事務局)

堤喜彬(九州工業大学大学院生命体工学研究科、大学院生)

安部恵梨菜(九州工業大学情報工学部、学部生)

神崎保孝(臨床心理士、ニワカゲームスアドバイザー、FeRCリサーチ部会委員)

≪協賛≫

大塚製薬株式会社、ニワカソフト株式会社、フィットネスクラブWell-Being

≪後援≫

豊前市

≪研究課題≫

eスポーツ実施を通した地域高齢者の認知症予防

≪概要≫

・「ケアポートぶぜん」にて豊前市65歳以上高齢者約40名を対象とする

・週2回のプログラム(ぷよぷよ・グランツーリスモ)を実施、実施群と対象群に分け調査

・認知症検査、脳波・脳血流量測定・いきがい度評価、健康度診断検査等を研究前後で実施

・研究成果は、学会発表及び学術雑誌投稿など学術的な公表を予定

≪スケジュール≫

・実地調査 2020年10月6日~11月下旬

・データ解析 12月中

・結果公表 12月~1月を予定

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