eスポーツサイエンス【紹介movie】公開

2022.10.7

2022年8月5日開催しました【ファミリeフェス】紹介movieを公開します。福岡発のeスポーツサイエンスイベントは全国的にも珍しく、地方自治体や企業団体の方からもご興味いただいています。ご参加出来なかった方もどうぞご参照ください。

▷イベント概要(フルバージョン)

▷イベント概要(shortバージョン)

▷体験型展示コーナー紹介

▷当日ライブ全編movie

https://www.youtube.com/watch?v=HmbaoSwxVSc


地方自治体/企業/団体の皆さまへ

eスポーツサイエンスイベントへのお問い合わせありがとうございます。

上記movieをご覧いただいたうえでご相談くだされば幸いです。

(ファミリeフェス関連ページ)

▷イベント当日レポ https://www.ferc.jp/event/rep20220806/

▷日本コンベンションサービス イベント報告ページ https://www.convention.co.jp/result/d…

▷イベント事前告知ページ https://family-efes.com/

 

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【イベントレポート】シルバー℮スポーツ体験会

2022.6.1

FeRCに参画されている作業療法士/大川照明先生(福岡天神医療リハビリ専門学校校長)によるシルバー℮スポーツ体験会が福岡市内で行われました。

注目のシルバー℮スポーツ

シルバー層(高齢者)の℮スポーツ活用は、最も注目される局面の一つです。我が国は65歳以上高齢者3,640万人 人口比率29.1%(2021年9月総務省統計トピックス)。2位のイタリアを5%以上上回るまさに世界に例のない超高齢社会を進んでいます。

℮スポーツ活用は健康寿命延伸、認知症予防などへ大きな期待が寄せられ、Ⅹ地方活性化のキーワードとあわせ全国で活用や研究の動きが拡がっています。

FeRCも設立以来シルバー層×地域活性化に着目し、2020年9月福岡県豊前市と締結した「豊前市 FeRC eスポーツいきがい研究事業に関する協定書」に基づき、2020年度第一次研究を行い、現在同じく豊前市において第二次研究が進行中です。

2020年度【豊前市研究事業】報告会の模様
【FeRC第一次研究結果概要より】
幸福感がeスポーツによって高められる可能性、実行/遂行機能注意機能の改善される可能性、短期(作動)記憶処理の改善される可能性、配分性注意認知的柔軟性の低下が抑制される可能性が示唆され、身体機能が部分的に改善された。

作業療法士も注目

大川照明先生(作業療法士/福岡天神医療リハビリ専門学校校長)は、FeRC参画以前からいち早く℮スポーツの健全な普及活用に注目されており、同校先生方とともに福岡市におけるシルバー℮スポーツ普及に取り組んでいます。

5月31日、警固公民館(福岡市中央区)にてシルバー℮スポーツ体験会を開催され、FeRC事務局も見学させていただきました。

参加者全員に楽しんで欲しいと語る大川先生

会場は大盛り上がり

会場の警固公民館は館長さん以下職員の皆さんが協力、地域からご高齢の参加者、福岡市役所からも職員さんが見学に来られました。

シルバー層のアクティビティにも慣れていらっしゃる天神医療リハビリ専門学校の先生方、さすがです!

太鼓の達人グランツーリスモ、ゲームの合間には座ったままできる準備体操など、2時間のイベントがあっという間の楽しい時間でした。

参加者ほぼ全員がゲーム初体験とのことでしたが
笑顔の絶えないイベントに
ゲーム機1台をみんなで応援する盛り上がり
グランツーリスモは男性参加者が特に力の入るところ

大川校長と同校先生方のチームワーク運営
同じくFeRC参画会員柴田氏も応援参加

シルバー℮スポーツの普及拡大を確信する素晴らしいイベントでした。大川先生、警固公民館の皆さまありがとうございました。

(文責/FeRC事務局)

大川照明先生コメント

日本アクティビティ協会川崎理事長とお目にかかって、℮スポーツを高齢者アクティビティに活用していこうと思い立ってから4年かかりました。途中コロナ感染症によりストップしてしまったからですが、本日このようにイベントが出来ました。参加者の皆さんの笑顔と反応が素晴らしく大きな手ごたえを感じました。健康寿命の延伸と認知症予防のために今後も取り組んでいきたいと意を強くしています。

FeRCの方々と連携しながら、℮スポーツに対する先入観や懸念点を払拭しつつ、障害を持った方々への普及にも取り組んでいきたいと考えています。こうした局面ではますますエビデンス、研究が重要です。FeRCの℮スポーツ研究にますます期待しています。

 

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豊前市高齢者eスポーツ第二次研究スタート

2021.12.5

豊前市における高齢者eスポーツ生きがい研究事業の第二次研究が2021年11月スタートしました。

この研究は、福岡県豊前市の高齢者を対象としeスポーツのいきがい認知症予防などの調査研究を行うもので、九州産業大学/九州工業大学を中心とした研究チームが第二次研究を2021年11月スタートさせました。

“太鼓の達人”でリサーチ

第二次研究ではeスポーツ種目に太鼓の達人が採用されました。

2021年11月から豊前市内公民館にお集まりの被検者にご協力いただき、脳情報工学の専門家による脳波測定をはじめ、認知機能テストなどを行います。一定期間継続的にeスポーツを楽しんでいただき、これらの変化をリサーチするします。

豊前市公民館で実施
脳情報工学専門家による脳波測定
太鼓の達人にチャレンジ!
レクチャーしながら一緒に楽しむシーンも
認知機能テストの模様

太鼓の達人は従来のゲームコントローラーに不慣れな方でも馴染みやすく、ゲームとして親しみやすいタイトルですね。

会場では音楽に合わせ楽しそうに取り組んでくださる被検者から笑顔が溢れていました。わずかな時間ですぐにゲームにも慣れていただき、「これから楽しみ!」「孫と一緒にやれるように頑張りたい」などとても嬉しいお声も上がり、eスポーツによる生きがいや社会性の向上を早くも感じさせる素敵な雰囲気でした。

笑顔が溢れるシーンが広がる
FeRCは高齢者eスポーツ研究を継続していきます

eスポーツによる健康寿命延伸や地域活性化はいま多くの自治体が注目し、取り組みが始まっている地域も増えています。

FeRCは2020年10月福岡県豊前市【eスポーツいきがい研究事業に関する協定】を締結。

eスポーツの秘める健康寿命延伸効果に対する研究を進めていきます。

豊前市協定書調印式(2020年)
  • 「豊前市 FeRC eスポーツいきがい研究事業に関する協定書」締結についてはこちら
  • 豊前市一次研究実地レポート ①はこちら ②はこちら 
  • 豊前市生きがい研究事業 一次研究報告公開(抜粋)は こちら
九州産業大学/九州工業大学/BASラボなどで構成される研究チーム
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