11月20日~第2回FeRCサイエンスセミナー‐鍼灸 × eスポーツ⁉‐~

2021.11.20

eスポーツの健全な普及のため、関連する専門家のお話をお届けする

【FeRCサイエンスセミナー】第2回配信!

主催/福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(通称フェルク FeRC)

参加チケット購入はこちら https://fercss2.peatix.com

視聴可能期間 2021年11月20日(土) 12:00 – 12月31日 (金) 23:00

鍼灸 × eスポーツ⁉~市場と事情とセカンドキャリア

 ・eスポーツ研究団体FeRCで出会った異業種コラボ講演
 ・そもそも鍼灸とは?鍼灸師からみたeスポーツへの貢献とは
 ・eスポーツプレーヤーの鍼灸体験解説
 ・eスポーツ事業家からみた市場の現状と課題とは
 ・鍼灸はeスポーツ市場を捉えられるか
 ・eスポーツ/鍼灸/セカンドキャリアを考える

【講師】
①鍼灸師 杉本晃一 氏

・福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(FeRC)リサーチ委員
 ・九州医療専門学校鍼灸師科教員
(略歴)
  1982年大阪市出身。明治鍼灸大学医療技術短期大学部卒業、柔道整復師免許取得。
  明治鍼灸大学鍼灸学部卒業、はり師・きゅう師免許取得。
  2012年明治国際医療大学大学院修士課程修了
  2012年~九州医療専門学校入職
  鍼灸師科教員として指導のかたわら
  マンガの中の鍼灸を研究、日本マンガ学会/世界鍼灸学会連合会にて発表するなど
  異業種異領域に鍼灸を広める活動も精力的に行っている。  

②森田康裕 氏

 ・福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(FeRC)会員
 ・福岡格闘ゲームオフ対戦会 代表
 ・TECH.C福岡 非常勤講師
(略歴)
  esports事業者、元デザイナー。
  2018年プロチーム運営業務を経て2019年より現職。
  eスポーツの名称が広まるより早い時期からイベントの企画運営、テクニカルオペレーター、
  コンサルティング、学生への講義などを手掛ける。
  eスポーツを日本でも産業として確立することを目指し、
  後進育成・技術開発・地域コミュニケーションにまつわるインフラ環境構築に取り組む。

【主な対象】
どなたでも申し込み可能です。

 ▽eスポーツプレーヤーを目指す方
 ▽チームマネジメントに関わる方
 ▽鍼灸師/鍼灸院経営者の方
 ▽eスポーツ市場に興味関心のある企業/個人の方

に特に視聴をお勧めします。

eスポーツの豊かな可能性と市場性は 多くの業界/企業/専門家が期待し注目しています。
しかし互いの領域への先入観やイメージの食い違いから、積極的な交流はまだまだこれからという状況にあります。

eスポーツ研究団体FeRCでは、参画する多彩な専門家同士の交流から新しい知見や展望が生まれつつあります。
今回は特に異業種との交流に積極的な鍼灸師杉本晃一先生と、
eスポーツ事業化に早期から取り組んでいる森田氏による
異色のコラボ講演を企画しました。

鍼灸 eスポーツ それぞれの領域の実態や現状を語り合いながら、その親和性や市場性を探ります。
これからのeスポーツ市場に興味関心のある企業/個人の方、鍼灸師/鍼灸院経営者の方など幅広い方々に
視聴いただきたい講演です。

参加チケット購入はこちら https://fercss2.peatix.com

【費用】

▽一般 1,000円
    ※視聴可能期間 11月20日 12:00~12月31日23:00まで
▽FeRC会員 無料
    ※会員専用ページにて公開

【申込受付期間】
2021年12月30日 23時00分まで

【視聴方法に関して】
1)ご購入後、公開期間になりましたら視聴する事が出来ます。
  上記視聴可能期間であれば何度でも視聴可能です。

2)以下の注意事項のご確認をお願いいたします。
・セミナー中の録音、録画は禁止とさせていただきます。
・チケット購入者以外への視聴用URLの共有は禁止とさせていただきます。
・ネット環境によってはうまく視聴ができない可能性があります。 事前にネット環境をお確かめのうえご参加ください。

【キャンセルポリシー】
チケット販売期間を過ぎてからのキャンセルは承っておりません。
詳しくはヘルプページをご確認ください。

【問い合わせ】
何かご質問等ございましたら、Peatix HP内の[主催者へ連絡]からご連絡をお願いいたします。
※時間帯によっては返信にお時間を頂戴する場合もございます。予めご了承ください。

主催/福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(通称フェルク FeRC)
運営/一般社団法人みるみるプロジェクト

〇FeRC ホームページ https://www.ferc.jp/
〇FeRC Facebook https://www.facebook.com/FeRCesports
〇FeRC Instagram https://www.instagram.com/fuk_erc/?hl=ja
〇FeRC Twitter  https://twitter.com/Fukuoka_eRC?s=20

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第2回FeRCサイエンスセミナー予告

2021.11.16

FeRCではeスポーツの健全な普及のため、

関連する専門家のお話をお届けする【FeRCサイエンスセミナー】を開催いたします。

第1回は臨床心理士神崎保孝先生による講演でした。

https://fercss11.peatix.com/ ※チケット販売~11/30まで

おかげ様で初回にもかかわらず多くの方のお申し込みがあり大変好評でした。

さて第2回は…

鍼灸 × eスポーツ⁉

FeRCは多彩な領域の専門家が参画しています。

あらたな出会いから生まれたコラボ講演、近日公開予定!

  • eスポーツ研究団体FeRCで出会った異業種お二人によるコラボ講演
  • そもそも鍼灸とは?鍼灸師からみたeスポーツへの貢献とは
  • eスポーツプレーヤーの鍼灸体験解説
  • eスポーツ事業家からみた市場の現状と課題とは
  • 鍼灸はeスポーツ市場を捉えられるか
  • eスポーツ/鍼灸/セカンドキャリアを考える

近日詳細お知らせします!

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デジタル領域の学術論文サイト「Journal of Digital Life(ジャーナル・オブ・デジタル・ライフ)」創刊

2021.9.3

2021年9月1日株式会社産経デジタルにより、デジタル領域専門の学術論文サイト「Journal of Digital Life(URL:https://journal-digitallife.com/)」が創刊されました。

編集委員長にFeRC理事長磯貝浩久教授(九州産業大学人間科学部スポーツ健康科学科)、編集委員にFeRC運営委員夏目季代久教授(九州工業大学生命体工学研究科人間知能システム工学専攻)が参画しています。

磯貝浩久教授(FeRC理事長)
夏目季代久教授(FeRC運営委員)

株式会社産経デジタルのプレスリリースはこちら

【プレスリリースより】

デジタル技術の進化は人々の日常生活を大きく左右するまでとなり、デジタル領域の研究需要は日増しに増大しています。一方で、デジタル領域専門の論文発表の場は世界的にも限られているのが現状です。研究者の情報収集の効率化など、デジタル領域の研究発展を促進するには、新たなプラットフォームが必要となっています。そこで産経デジタルは、日本ユニシス株式会社(東京都江東区、代表取締役社長 CEO・CHO:平岡 昭良)およびデジタル領域で精力的に研究活動を進める研究者の協力を得て、デジタル領域の学術論文を集約したオンラインジャーナル「Journal of Digital Life」を創刊、9月1日に公開いたしました。
「Journal of Digital Life」はライフサイエンス、医学、工学、人文科学、社会科学など、様々な学問分野からアプローチしたデジタル領域の学術論文を集約したプラットフォームです。掲載される論文は以下の3種類に分かれます。

  • 新たな事実や知見について論証した「Article(アーティクル)」
  • 未完の研究ながらも新たな事実や価値あるデータなど、科学技術上の新知見を著した「Technical Article(テクニカル・アーティクル)」
  • 企業名義の研究レポートや論文を英訳した「Secondary Publication(セカンダリー・パブリケーション)」

日本発の国際オンラインジャーナルとして世界に認められるジャーナルへ
「Journal of Digital Life」は日本発の国際オンラインジャーナル。海外からの投稿も受け付け、掲載されるウェブサイトおよび学術論文はすべて英語表記としている。論文の審査にあたる編集委員会は国内外の有識者で構成され、今後もアジア圏をはじめ、世界各国の研究者が編集委員に参画予定という。

今後はデジタル領域の研究促進を加速するために、研究論文の情報提供、カンファレンスの開催、産学官連携の推進などを通じ、デジタル領域における新たな知見に興味を持つ企業と研究者の橋渡しの役割も果たしていくとのこと。

順天堂大学スポーツ健康医科学推進機構 機構長、順天堂大学スポーツ健康科学部 副学部長・教授 鈴木大地氏「Journal of Digital Life創刊に寄せて」(一部抜粋)

※全文は以下に掲載 URL:https://journal-digitallife.com/ 

 まずは、国際学術誌「Journal of Digital Life」の創刊にあたり心からお祝いを申し上げるとともに、ご尽力されました関係者の皆さまに敬意を表します。

 さて、COVID-19の世界的なパンデミックにより人々の生活は一変しました。東京オリンピック・パラリンピックも1年の延期を余儀なくされましたが、残念ながら待ちに待った大会は多くの会場で無観客開催となりました。しかし、競技会場では選手が自国にいる家族や友人とモニター越しに会話するシーンが印象的でしたし、観戦する世界中の人々はインターネットを通じて大会の詳しい情報を得ることはもちろん、スマートフォンやパソコンを持って自由な場所で、高画質なライブ映像を見ることが当たり前の光景と​​なりました。プロスポーツにおいても、試合会場のスクリーンを通じてファンが選手にメッセージを届けることができたり、両者がオンラインで交流するイベントも行われたりしていますが、そうしたリモートならではの双方向のコミュニケーションも急速に増えてきている印象です。

 また、外出自粛が原因で運動不足となる健康二次被害も心配されていますが、リモートによるスポーツ教室が導入されたり、人気のあるトレーニング映像を見ながら自宅で汗を流したりというスタイルも一般的になりました。スポーツを取り巻く生活様式も大きく変化してきると思います。
 これらの社会変革の中心にあるのは、間違いなく「デジタル」技術の進化と、それに合わせて起きた人々の意識の進化だと思います。スポーツ庁でも、数年前から「スポーツ・オープン・イノベーション」を掲げてきましたが、その中心ももちろんデジタルでした。そして、近年の学術界ではDigital Medicine、Digital Healthというキーワードがトレンドになっていると聞いています。心身の健康維持の基本は、やはりスポーツ(運動)、食事、睡眠などの生活の管理だと思いますが、そのためにはもはやデジタルの力が欠かせません。
 つまり、この分野でのますますの技術の進歩が、「人々の健康増進に直接寄与する」時代になっていると感じています。その結果、平均寿命と健康寿命の差が縮まり、健康長寿社会の実現に寄与するだけでなく、高騰を続ける国民医療費の抑制にも貢献できます。新しい世代の学術誌である「Journal of Digital Life」には、そのような期待も込めたいと思います。

【磯貝浩久教授(編集委員長)コメント】

私も編集委員長として関わりますが、鈴木元スポーツ庁長官のメッセージを励みに頑張りたいと思います。デジタル社会の様々な課題に対して、スポーツ科学、工学、医学、社会科学等の知見が集約されますので、興味ある皆様の投稿をお待ちしています!

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【研究者インタビュー】平良美津子 視能訓練士①

2021.7.7

【研究者の眼】平良美津子 視能訓練士①

参画研究者の知見をご紹介する企画「研究者の眼」

今回はフェルク設立時、唯一の眼の専門家/視能訓練士として参画した平良美津子先生にお話をうかがいました。

『eスポーツと眼』は、eスポーツに関わる実に多くの人が気にしているテーマです。子どもたちの夢を大切にしたいと語る平良先生がFeRCに参画した想いと背景についてお話しいただきました。文責:FeRC事務局


視能訓練士という職種

事務局:平良先生、本日はよろしくお願い致します。平良先生はFeRC設立時から参画いただいているお一人ですが、さっそくながら先生の専門領域、視能訓練士という職種について、ご紹介頂けますでしょうか。

平良:こちらこそ宜しくお願いします。

「視能訓練士」(certified orthoptist 略称CO)は1971年(昭和46年)に設立された国家資格です。私たちの世代はCOではなくORTという略称の方が馴染みがありますね。

子どもからお年寄りまであらゆる年齢層の方々への一般的な眼科検査、小児の弱視・斜視の視能矯正や視機能の検査などをおこなう国家資格を持つ専門技術職です。主に眼科で勤務する両眼視機能のスペシャリストと紹介される事が多いのですが、主な業務として①視能矯正②視機能検査③健診業務④ロービジョンケアの4つがあり、「視能訓練士法」という法律の下、資格設立以来1万6千名以上の国家資格合格者がいらっしゃるそうです。※通算 視能訓練士協会の実態調査では約7,700名の視能訓練士が実際に働いているとされています。

残念ながらまだまだ知られていない職種の一つでもあります。もっと頑張って知って頂ければ!とも思っております。

私も専門学校卒業・国家試験合格以来、眼科医の先生のもと市立病院や眼科クリニックで働いてきました。眼科を受診する最も多い世代は65歳以上のご高齢患者様。水晶体が加齢と共に濁る白内障や眼圧が高く視神経が傷つけられる緑内障など様々な眼疾患があります。続いて10歳以下の小児が多く、両眼視機能獲得のための発達段階で正常な発達が邪魔される弱視・斜視といった治療などが挙げられます。

私は新卒で入職した北九州市立若松病院ではこのご高齢患者様を中心とした検査などを担当し、その後人生の師として尊敬する大里眼科クリニック辰巳貞子先生のもとでは小児眼科の検査を中心に経験する事が出来ました。眼科医の先生方のご指導や学会参加などを通じて、まだまだ未熟ながらとても良い勉強をさせて頂いています。

小児眼科で聞く「eスポーツ選手になりたい!」

事務局:平良先生といえば小児眼科、とFeRC内でもよく知られていますがその平良先生がなぜeスポーツ研究のFeRCに参画されたのでしょうか?

平良:小児眼科では0歳の乳児から3歳~8歳ぐらいのお子様が多いのですが、私は検査や訓練をスムーズにするためにもお子様たちとのコミュニケーションを重視しています。「将来何になりたい?」とよく聞くようにしているんです。「ケーキ屋さん!」「プロ野球選手!」など色とりどりの夢を聞かせてくれて私自身の仕事のモチベーションにもなっています。

そんななかで最近特に「eスポーツ選手になりたい!」というお子様が目立って増えてきたことに驚いていました。どのお子様も眼をキラキラさせて話してくれるんです。これがFeRC参画の動機になりました。

わたし個人は幼い頃からほとんどゲームで遊んでこなかったので「eスポーツ??なにそれ??」と全く知らなかったんですよね(笑)よく「FeRC参画されるぐらいだから、平良さんもゲーム好きなんですね~!」と言われるのですけど。

小児眼科の外来検査中の平良先生

子どもには無限の可能性があって、無限の未来・夢があります。お子様がどんな夢をもっていても、全てを肯定したい。どんな夢でも否定せず、好きなことを伸ばして欲しいと願っています。「これが好き!」「あれをやりたい!」そういった興味や気持ちが子どもの心身の発達を大いに促すのではないかと信じています。

eスポーツをよく知らなかった頃から「そっかぁ、素敵だね!」とこちらまで嬉しくなる想いで聞いていました。

保護者には最も心配なジャンルの一つ

お子様とそういう話をしていると、直後に保護者様が「もう~ゲームばっかりして!」と声が上げるパターンも多いです。そう、ゲームが好き!というお子様をもつ保護者にとって、まずは心配事が先立つことがとても多いのも事実なんです。

FeRCでも臨床心理士神崎保孝先生が「ゲーム障害」について丁寧に解説されていてたいへん勉強になります。一方でかなり過激な口調で警鐘を鳴らすような本が発売されてします。このゲーム障害と同様に、「ゲームをすると眼が悪くなるのではないか」と懸念される保護者様が一般的ではないでしょうか。

NHKなどをはじめ、マスコミでも「子どもたちの近視が増えている」などの特集が放映されたりしました。実際に日本眼科医会をはじめ関連学会では子どもの近視が増加している事が報告され、眼科医の先生方や視能訓練士による文部科学省の実態調査が行われています。

eスポーツイベントで小学生と交流

これとは別に、FeRCに参加していると様々な方(研究者・トッププレーヤーなど)から「何か眼が良くなるトレーニングとかありますか?」「どの目薬を買えばいいですか?」などの質問を頂く事があります。eスポーツやゲームに関わる人々にとって、眼に対しての関心の高さがうかがえます。

ごちゃごちゃな状況を整理したい

事務局:eスポーツはリアルスポーツ以上に視覚に依存する割合が多い気がするので、どなたも眼についての関心が高いのでしょうね。それと、実際に眼の疲れや痛みなどを経験しているプレーヤーが多いと思います。平良先生は眼の専門家としてeスポーツをどのように考えておられますか?

平良:まず、ゲーム=全て眼に悪いというざっくりとしたイメージはあまりに暴論な気がします。神崎先生もインタビューで指摘されていた通り、子どもたちが大好きなゲーム=全て眼に悪い、というモラルパニックにならない事を願っています。

眼に悪いかどうかでいうと勉強ですら、やり方次第で「眼が悪くなった」という事例も少なからずあります。野球など屋外スポーツにより紫外線が眼に与える影響を研究なさっている眼科医の先生もいらっしゃいますし、ゲームだけが全て眼に悪いという理解はちょっとごちゃごちゃしてしまっているなという印象です。

そもそも「眼が悪くなる」という表現自体がかなりざっくりしていて、眼科関係者泣かせな言葉なんです(笑)。

これを徐々にでも整理していくには、眼の構造や見える仕組みなど、基本的な眼についての知識が一般の方々に正しく広まる事が大切な第一歩だと考えています。

子どもの眼の発達をまず知って欲しい

事務局:平良先生は、まず子どもの眼の発達に対する理解が重要だ、とおっしゃってますね。

平良:はい。年齢に関わらず眼についての基本的なご理解としてまず知って頂きたいのはそこです。

子どもの眼は出生直後からよく見えているわけではありません。

新生児は視力0.02~0.04程度といわれ、物を見る事で視機能が発達していきます。網膜黄斑部が完成して中心窩でものを見る事が出来るようになり、両眼で同時に見る事を獲得し、精密な立体視(遠近感を感じる能力)までしっかり獲得するのは6歳~8歳前後といわれています。これが両眼視機能の獲得です。

ー両眼視機能とは立体を感じる能力ー

左右の眼で見た像を、脳で1つの像にまとめることを両眼視機能といいます。この両眼視機能を獲得することで、奥行き感や立体感など3Dを感じ取れるようになります。両眼視機能は斜視や弱視がない場合は6歳頃までに獲得されます。この生まれてから眼が発達し両眼視機能を獲得する妨げとなるのがいわゆる弱視・斜視です。

詳細は一般社団法人みるみるプロジェクトのホームページでご紹介しています。

私たちがふだん使っている「見える」「見る」という機能は、生まれてから時間をかけて徐々に獲得していくもの、という事をまずはご理解いただきたいと思います。

事務局:平良先生が語る、eスポーツを愛する人々にお伝えしたいコト、②に続きます!


【平良美津子】たいらみつこ 視能訓練士

北九州市出身/大分視能訓練士専門学校卒業。北九州市立若松病院などで勤務後、1年間トラックドライバー経験。医療法人大里眼科クリニック(北九州市門司区)勤務、師と仰ぐ辰巳貞子先生のもとで小児眼科を学ぶ。福岡市立こども病院眼科を経て、現在複数の眼科クリニックで勤務。制作/監修した「みるみる手帳」(子どもの弱視斜視治療のための管理手帳)は全国300以上の眼科医療機関で活用中。後進の視能訓練士育成/異業種交流(弱視就学支援・eスポーツ研究等)にも積極的に関わる。日本視能訓練士協会会員/日本弱視斜視学会会員/一般社団法人みるみるプロジェクト参与/福岡eスポーツリサーチコンソーシアム参画会員。Twitterアカウント https://twitter.com/ORTM13?s=20 

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【ご協力ありがとうございました】アンケートプロジェクト

2021.6.30

御礼ー多数のアンケートご回答ありがとうございました 

FeRCアンケートプロジェクトリーダー 杉本晃一(鍼灸師/九州医療専門学校鍼灸師科)

FeRC参画研究者の杉本晃一です。このたびお呼びかけいたしました、ゲーム・eスポーツを愛する方々に対するアンケート回答のお願いですが、SNSおよび当ホームページのみの呼びかけにもかかわらず多数のご協力ご回答をいただきました。

この場を借りまして、皆様のご厚意にあらためて御礼申し上げます。

eスポーツの発展のために!とたくさんの方のご厚意をいただきました。SNSでの拡散やご回答、本当にありがとうございました。

なお、FeRCでは今後もアンケートプロジェクトを継続しておこなってまいります。

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